This is The1975

The1975は今やブリティッシュロックを牽引する超人気バンドです



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Matthew Healy(Vo)

Adam Hann(Gt)

Ross Mcdonaldo(Bass)

George Daniel(Dr)

の4人のメンバーで構成されています

 

メンバー1人1人素晴らしいのですが、VoのMatthew Healyの人気は絶大です

 

少し危うい雰囲気を含んだカリスマ性とスーパースターにも関わらず、ファンサービスに熱心な姿勢や庶民的なところが私は大好きです

 

GQのInterviewではオシャレな私物を公開してます

「Quality, not Quantity」と言ってるようにミニマリストのようですね





 

 

2013年に1stアルバム「The1975」でデビューをするとアルバムは全英チャート1位を記録します

 

アルバムの代表曲としては

「Chocolate」「Girls」「Robbers」「Settle Down」などがあります。

 

この中でも特に好きなのが「Robbers」と「Settle Down」です

 

「Robbers」

Delayが効いたギターイントロが印象的なとても切ない曲です

ライブでも必ずといっていい程演奏される彼等を代表する一曲でもあります

MVの中でVoのMatthew Healyがガールフレンドと強盗をはたらき、スーパーに入りますが撃たれてしまいます

最後の歌詞にYou looks so cool(あなた本当にかっこいいよ)という歌詞が出てくるのですが、これがYou looks so cold(あなた本当に冷たいよ)とも聴こえます

この場合は物語の主人公が死んでしまったことになります

こうした聴き方によって異なる解釈もできるのもこの曲の面白いところだと思います

 

「Settle Down」

先程のRobbersとは異なり、キラキラとしたシンセサイザーのメロディとテンポの良いギターリフが印象的なポップロックな曲です

MVもモノクロームの世界観でかっこいいです

ちなみに、1stアルバムの頃のThe1975といえばこのモノクロームの世界観が印象的です

Settle Down(落ち着く、定住する)といった意味です

曲の内容小さな街に住む青年が、彼女と別れたことを後悔するといったものになっています

 

ちなみに、The1975は2013のサマソニで初来日を果たしており、この時はSonic Stageのトップバッターでした

デビュー前にも関わらず会場規制がかかる程の人気で日本でも既に音楽ファンの心を摑んでいたことが伺えます

 

1stから既に新人離れしていたThe1975が2ndアルバムとしてリリースしたのが

「I like it when you sleep, for you are so beautiful yet so unawear of it」

「君が寝ている姿が好きなんだ、なぜならキミはとても美しいのにそのことに気づいていないから」

タイトルがとても長いです笑

 

このアルバムの発売に先駆けて、リードシングル「Love Me 」が配信された時は衝撃を受けたのを覚えています

それまでのモノクロームの世界観とは異なりカラフルでかなりポップな曲調のこの曲は彼等の世界観をガラッと変えるといったようなものでした

 

正直「Love Me」を最初聞いたときは発売されるアルバムに不安を覚えましたが、アルバムが発売され聴いてみると1stを超えるくらいの素晴らしいアルバムだと思いました

 

アルバムの代表曲としては「Love Me」「The Sound 」「UGH!」「She's American」「Somebody Else」などがあります

 

アルバムの中でも特に好きなのが「She's American」と「Nana」です

 

「She's American」

The1975の中でも最も好きな曲の1つです

ドラムの入りからダンスしたくなるようなギターのリフがとにかくオシャレ感満載の1曲です

 

Nana


ポップテイスト主体の2ndの中では珍しいアコースティックのバラードソングになっています

この曲を聴くと自然と故郷を思い出します

 

2ndアルバムの発表によりさらに人気の増した彼等は2017年にイギリスのグラミー賞でもあるBrit Awardsで最優秀ブリティッシュグループ賞を受賞しています

 

この際にもパフォーマンスされている「The Sound」は彼等のライブのアンセムソングとも言える一曲です

 

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そして、2016年の12月にはイギリスのTheO2という20000人規模のライブ会場でのライブを成功させています

 

アルバムのリリースに伴いサマソニにも3度目の出演をしています。この時はSonic Stageのトリでの出演でした。ちなみにメインであるOcean Stageは彼等の尊敬するバンドの1つでもあるRadioheadでした。

VoのMathewはアルバムを作る際にRadioheadのようにアルバムごとに全く異なるコンセプトの曲を作りたいと雑誌の対談で話していました。

 

3rd Album

「A Brief Inquiry Into Online Relationships」

「ネット上の人間についての簡単な調査」

 

そして、最新作の3rdアルバムではJAZZやBluesといったオールドスタイルの要素を取り込んだ楽曲が増えた気がします

このアルバムの曲全部が好きなので、代表曲やおすすめを決めるのが難しいのですが、挙げるとしたら以下の3曲がおすすめです。

 

「Sincerity is Scary」

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PVの世界観から歌詞、メロディまで全てが完璧だと思いました

 

サビの

Why can't we be friends, when we are lovers?

どうして恋人同士になると友達のような関係でいられないの?

Cause it always ends with us hating each other

最後には結局憎しみ合って終わってしまうじゃないか

 

ここのフレーズがとても印象的です

たしかに、付き合う前は楽しくて付き合ってからもうまくいっているうちはいいけど、別れたらお互いを憎んだり付き合ったことを後悔したりしまうってことよくあると思います

友達の関係じゃいられないってやつですかね

 

最後のフレーズなんかもう、終わった直後のような感じがしてしまいます

I'm just pissed off because you pied me off
After your show when you let go of my hand
In front of some sket who wanted to bitch

君が僕を無視したから、僕は頭にきているんだ
君があからさまに僕の手を離したから
誰とでも寝たがる女たちの前でね

 

It's not living(If It's not with you)

 

もし君と一緒でなければ、生きている意味は無いよというこの曲、おそらく最近の彼等の中でも1番好きな曲です

 

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またまた印象的なギターのリフはどこか懐かしいオールドロックな雰囲気を漂わせます

特に途中でSelling Petrolというフレーズがあるのですがここを皆で叫ぶのも楽しいです

ライブではMathewがステージを無邪気に走り回る姿が印象的です

 

他にもアメリカの銃社会を皮肉った

I like America, America likes Me などこのアルバムからメッセージはより社会問題に目を向けられてるようになっていきます

 



最近では、気候変動問題を提起するGreta Thunbergともコラボしたことでも話題になりました

 

2017年以来のBriti Awardsのベストブリティッシュグループ賞を獲得したりと乗りに乗っている彼等

 

現在は4thアルバムを制作しながらヨーロッパを皮切りに新しいツアーをスタートさせています

 

最後に1ヶ月ほど前に4thアルバムから先行配信された、「Me&You Together Song」を紹介します

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https://youtu.be/NF47oaT6qzc

 

今まで別れをテーマにしていた彼等が出会ってから共に歩んでいくような過程を描いた曲になっています

なんとなくイントロが冬の季節にピッタリのような気がしてクリスマスソングとして聴くのもありかななんて思いました

季節はもうすぐ春ですが笑

 

今後もThe1975の活躍に期待を膨らませながら初めてのアーティスト紹介を終えることにします

 

Thanks for reading!!!