Tame Impalaというバンドについて

先日、フジロックフェス2020のラインナップが発表されました。

コロナウィルスの影響で海外アーティストのキャンセルが相次ぐなか音楽ファンにとっては嬉しい発表になりましたね。

ヘッドライナーとして発表されたのがThe StrokesとTame Impalaでした。

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The Strokesは日本でもけっこう馴染みがあるのに対して、Tame Impalaは少し世間的な知名度は低いと感じました。

僕個人としては、イギリスにいる音楽好きな友人から教えてもらって以来、大好きなバンドでフジロックで彼等を観れるのが楽しみで仕方ないのですが（笑）

今回はそんなTame Impalaについて紹介していきたいと思います。

Tame Imapalaは2007年に結成されたオーストラリア、パース出身のサイケデリックロックバンドです。

Kevin Parker(Vo,Gt)、Jay Watson(Syn,Gt)、Dominic Sinper(Ba)、JUlien Barbagallo(Dr)、Cam Avery(Syn)

2010年にアルバム「Innerspeaker」をリリースします。

この時期からメディアにも注目され、MGMTのアメリカツアーのオープニングアクトにも起用されています。

2012年は2ndアルバム「Lonerism」をリリースします。

Tame Imparaの名を一躍世に知らしめるきっかけとなったアルバムともいえるこのアルバムは、NMEの年間ベスト・アルバムランキングにも選ばれました。

「Be Above It」、「Apocalypse Dreamas」や「Elephant」といった楽曲が代表的です。

特に「Apocalypse Dreams」はお気に入りの1曲です。何やら行進を連想させるようなドラムのリズムから、曲がだんだんと高揚感を増していきます。途中で入るシンセサイザーのメロディーも最高にクールな一

曲です。

Tame Impala - Apocalypse Dreams [Live at Coachella]

「Elepahant」はイントロのベースラインが印象的な一曲です。これから何かヤバいことが起こりそうなそんなスリリングなイメージをこの曲の印象から受けます

Tame Impala - "Elephant" - 91X X-Sessions

このアルバムのツアーでは日本も訪れフジロックフェスティバルにも出演しています。

そんな「Lonerism」の次に3rdアルバムとして2015年にリリースされたのが、「Currents」です。

このアルバムは第56回グラミー賞で最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム部門にノミネートされています。

「The Less I Know The Better」は彼らの一番のヒット曲ともいえる曲です

Tame Impala - The Less I Know The Better - Later... with Jools Holland - BBC Two

収録曲の中でも個人的には「Let It Happen」が好きです。

ライブの一曲目に演奏されることも多くフジロックもこの曲から始まるかもしれませんね。

飛び跳ねたくなるようなシンセサイザーのメロディーもライブの幕開けに相応しいと思います。

Glastonbury 2016 Tame Impala 'Let It Happen'

人気、実力ともに右肩上がりの彼らは2019年にはCoachellaでヘッドライナーも務めています。日本での世間的な知名度はまだまだ高いとは言えない彼等ですが、世界的にはもうヘッドライナー級のバンドです。

僕が彼等を初めて観たのは、2018年のサマーソニック大阪でした。3番目に大きな会場であるソニックステージのトリを務めていたのが彼等でした。僕はその日のメインステージのヘッドライナーであるNoel Gallagher High Flying Birdsを観てから彼等を観にいったのですが、直前までみていたNoelのステージを忘れてしまうくらい最高のパフォーマンスだったのを覚えています。

もちろん、Noelは僕の一番好きなバンドOasisのメンバーでもあるし楽曲も最高でしたが、この日の主役はお客さんもまばらな体育館で歌っている彼等な気がしました。

驚かされたのは、楽曲に加えレーザー光線が四方ハ方に飛び散るその演出でした。

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